2010年12月20日月曜日

コピー年鑑になぜかのっていないボディコピー。「強いときの自分より 弱いときの自分のほうが ほんとの自分なのかもしれない」のつづきのコピー(2006年)。

強いときの自分より

弱いときの自分のほうが

ほんとの自分なのかもしれない

 

嘘をつく自分より

正直な自分のほうが

人を傷つけたりする

 

疑っている自分より

信じきっている自分のほうが

なまけているみたいだ

 

だれかをおもう自分より

自分をおもう自分のほうが

だれかを幸せにできる気がした

 

きょうの自分は、今だけの自分。

あしたの自分は、また、きっとちがう。

自分をこわす。自分をつくる。

だれかと出会って、また、自分が生まれる。

 

 

答えは、ひとつじゃない。

FOLLOW YOUR HEART

RECRUIT

久々に記憶を遡って読みたく(書き写したく)なったボディコピー。

 

「愛だろ、愛っ。」の佐倉康彦氏が、まだサン・アド在籍時代の作品。

 

コピー年鑑2006掲載のポスターはB3横位置でキャッチコピーのみを掲載。

 

この広告が強いのは、美しい縦位置の写真とボディコピー。

 

書き出し三行、句読点を使わない前半の余韻とレトリックもさることながら、

文中後半「自分をこわす。」が効いている。

 

今週末、大切な後輩が卒業する。彼とは毎週のように飲み明かした。

 

 

 

CREDIT(敬省略)】

CD:佐倉康彦 柏本郷司

AD:柏本郷司

C:佐倉康彦 小宮由美子

D:森谷健久 永井雄二

P:長野陽一

PRD:サン・アド デザインフォース

ADV:リクルート

TCCコピー年鑑2006

NO.705 P.343

Posted via email from sing55song's posterous